導入実績

渡船業者【株式会社 村本海事 様】

渡船業でのJM-Safety活用事例~遠隔見守りにより、お客様へ寄り添う~

渡船業では、お客様を目的地へ渡した後も安全対策に配慮が必要のため、場所毎に最低人数を設ける等の制約があり、その人数に満たない場合、お客様は釣行を断念するケースも。このような渡船業者様とそのお客様の困りごとに対して、いち早く目を向けた村本海事様が、JM-Safetyを導入していただいているので、お話しをお伺いしました。

  • ―― 神奈川県金沢八景の沖合に位置し、熱心な釣り人でにぎわう野島防波堤。村本海事様は、そこへの渡船を担っていますが、JM-Safetyを導入するにあたってのきっかけを教えてください。

    以前から安全への配慮として、防波堤にお客様を単身では渡せず、お客様一人ひとりの希望に添えないケースがあることに、何か打つ手はないかと悩んでいました。そこに、つり人社が発行する雑誌「つり人」でのJM-Safety取材協力の申し出を受け、これなら「ぜひ」と引き受けたのがきっかけで導入をはじめました。今ではお客様へもJM-Safetyの存在が周知され、「今日はこの防波堤に渡りたいから、落水検知ユニットを利用させてほしい」と声をかけていただくようになりました。

  • ―― JM-Safetyを導入して良かったことはどんなことでしょうか。また、JM-Safetyに課題があれば教えてください。

    導入して良かったことは、お客様一人ひとりの希望を叶えられるようになったことです。 村本海事では、お客様が2名以上いれば船を出航させ、全部で5箇所ある防波堤のうち、お客様が希望する場所へそれぞれ渡しています。ただし、1箇所に最低2名という条件が、JM-Safetyを使用する前は必須でした。したがって、1箇所に単身で希望があった場合は、他の方がいる場所へ変更いただくことになりますし、朝の時点で1箇所に2名いたとしても1名が途中で帰る場合はもう一方のお客様も一緒に帰港いただくケースもあります。一時は、30分おきに事務所から通話で安否確認を行い、何とか対応したこともありましたが、さすがに渡船側だけでなくお客様にとっても大変だったと思います。 JM-Safetyの落水検知ユニットを利用すれば、周囲に誰もいなくても、海中転落事故が起きた時にはすぐに事務所で落水通知を受け取り、救助に向かうことができます。そのため、導入以降は、一箇所の防波堤への希望者がひとりの場合でも釣行を許可することができるようになりました。お客様の個々の希望を叶えられるようになったので、非常にプラスに感じています。 ただ、熱心なお客様だと12時間以上釣りをされる方もいらっしゃるので、スマホのバッテリー消費をもう少し抑えてほしいことと、早朝の出航時にスムーズに設定できるよう、スマホ操作に不慣れな方でも簡単に落水検知ユニットの登録ができればより良いと思っており、今後の改善に期待しています。

  • ―― 村本海事様では、どのようにJM-Safetyを利用されていますか?

    出港前に、お客様がどの防波堤へ渡りたいかの希望を、掲示ボードへ示して頂き、1箇所の防波堤に希望者がひとりであった場合には、必ずJM-Safety落水検知ユニットを利用していただきます。 ご利用時には、渡船前にJM-Safetyアプリをご自身のスマホにインストールし、貸出用の落水検知ユニットをマイユニットとして接続したうえ、釣行中はスマホと落水検知ユニットを身に着けていただいています。もちろん、村本海事の船長2名の端末と事務所用の端末を見守り先として登録していただき、万が一の際に備えています。 なお、野島防波堤として、今後は4月から夜釣りも解禁していく予定ですので、足元が暗い環境下においても引き続き事故が起きないよう、JM-Safetyを活用してお客様には安心して存分に釣りを楽しんでいただきたいと思います。

野島防波堤渡船&チャーターボート

株式会社 村本海事

〒236-0024
神奈川県横浜市金沢区乙舳町1-1
TEL. 045-781-8736
FAX. 045-781-8240

金沢シーサイドラインの野島公園駅から徒歩1分
八景沖にある野島防波堤へ渡船でご案内
防波堤では四季を通じて様々な釣りをお楽しみいただけます。

ページトップへ